かのやまさんのblog

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月影インク(直訳すると月埃)

 もともと4色ボールペン代わりに万年筆を使っていたからインクもブルーブラック・赤・緑・茶色を使い分けていた。ほとんどプライベートでば使うようになってからも何色も取りまわすのは変わらず、日によってローテーションで色を変えたり段落ごとに色を変えてまとめサイトやTogetterのような見栄えにしたりして楽しんでいた。

 

 ここ何年かで万年筆がちょっとしたブームになったりもし、ご当地文具店のオリジナルインクや海外メーカーのインクが充実して大抵のカラーバリエーションはそろえることができるぐらいになっている。万年筆と比べてインクは手に入れやすいので、ついつい目移りしてしまい4色どころか10色以上のインクを抱えることになった。そんなにインクをそろえるもんかね?と思われるかもしれないけれど、例えば“インク沼”で検索すると何となくハマる気持ちも判っていただけるんじゃないかと思う。

 

 とか言いながら今年に入ってからは少し購入は控えていたけれど、何となく紫系統のインクが欲しくなり文具店でエルバンのムーンシャドウを買ってきた。

 

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 ボトルではなくカートリッジ。ヨーロッパ共通規格のカートリッジなので適合するメーカーは結構多い。だけど日本の万年筆メーカーは適合しておらず、モンブラン・ラミー・パーカーといった有名どころも意外にも別規格。それでも使えるメーカーは結構多い。詳しくは下のリンクをどうぞ。

 

インクカートリッジ ヨーロッパ共通 - Google 検索

 

 とりあえず、無印良品のアルミ軸万年筆に挿して使う。無印の万年筆はオート(OHTO)というメーカーのOEMで、国産だけどこのタイプのカートリッジが使える。

 

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 試しに字を書いてみたところ見るに堪えなかったので、代わりにカメさんをチャチャッと書いてみる。色見本を見るともう少しくすんだような色味だったけど、インクフローが良いのか結構濃い目の紫色だ。紫色といっても赤みがかってるのからほとんど青に近いのまで幅が広いから、人によって好みはずいぶん分かれそうだけど。少し暗めの色が好みなのでむしろいい感じ。これを基準に紫のバリエーションを・・・となりそうだけどそれは我慢しておこう。