かのやまさんのblog

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春夏の晩酌問題

 4月も20日を過ぎて暖かい日が続くようになりました。気温が上がるにしたがって、家での晩酌も少しずつ様変わりをし、冬場は月に何度も飲むことがなかったハイボールの出番が増えてきます。

 

 特に今の時期、エアコンを動かすほどでもないけれどわずかに蒸し暑さを感じることもあって、炭酸が効いて良く冷えたハイボールは美味しくいただけるのですが、一つ厄介な問題が…。

 

 それは、

 

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 コースターが結露のせいでグラスにへばりついてしまうこと。このままの飲むと当然落ちます。コースターの材質によっては机に落ちるとカタカタうるさいし、ちょっとしたこととはいえ毎度毎度なのでどうしても気になってしまいます。

 

 珪藻土のコースターは水を吸うらしいけど、あれならくっついてこないもんなんでしょうか?

 

【お酒】飛良泉 山廃純米〇飛No15

 10日も前に買ったお酒を今更ですが…。

 こちらで買った二本のうちの残り一本、飛良泉 山廃純米〇飛No15です。

 

kanoyama.hatenablog.com

 

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 ラベルにはでかでかと「飛」一文字。写真が下手で判りにくいかもしれませんが右隅に残りの「良泉」が肩身も狭く並んでいます。ラベル下の№12というのは使っている酵母が秋田酵母№12だからとのこと。

 

 

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 夕飯時に一合飲んで、寝酒でもう一合。写真が下手で判りにくいですが、白いお猪口に注いでみるとちょっとだけ色味が感じられます。そして、梨のような香りがくっきり立ち上がります。これだけはっきりしてると口が広めの盃の方が良いのかもしれません。お味の方は…これまた、はっきりとした乳酸飲料風味。ほんのわずかに甘味が残り、イーストっぽい後口。やっぱり乳酸が主張してきます。ひたすら冷で飲んでるけれど、燗にしたらかなり強烈な風味になるんじゃないでしょうか。

 

 この飛良泉山廃純米ですが、阪急で買ったときはこの№15と№12がありました。№12は香りは柔らかめで風味もややマイルド。さらに№24・№77というのもあるんだとか。いつかは飲んでみたいものです。

 

  

【お酒】夢心 普通酒 普通は普通でも普通じゃない普通酒です 

 三日前の記事で購入した日本酒二種類のうち、夢心 普通酒をいただきました。

 

kanoyama.hatenablog.com

 

 ラベルはこんな感じ。

 

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 「奈良萬」で有名な夢心酒蔵が出しているお酒です。普通酒ながらIWCの日本酒部門 普通酒の部にて最高金賞を受賞したすごいやつ。だけどお値段1,000円足らずの嬉しいお酒です。

 

 常温で飲むと、ほんのり甘味があり辛味も何となくあり、後口にそこそこの酸味。「ほんのり」「何となく」「そこそこの」とあいまいな形容で申し訳ないですが要するにバランスの取れた味わいのお酒と思ってもらえればよいと思います。そして、そのバランスの良さが只事ではないのです。

 風味一つ一つはほんとに飛びぬけて主張してくるものはないけれど、あっさりしすぎているわけでもなくちゃんとした日本酒の美味しさがあってクイクイと飲んでしまいます。アルコール度数は15度で、日本酒としては気持ち度数は低めなのも飲みやすさの一因かもしれません。

 

 金曜日に半分飲んで、残りの半分は土曜日に燗酒です。

 

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 温めて飲むと、酸味がおとなしくなってこれまた美味しい!ほんのり柔らか~い風味でやっぱりクイクイ飲んでしまいました。

 

 さっきから普通酒普通酒と書いているのですがいったいどんなお酒なのか?すごく大ざっぱにいうと「純米酒吟醸酒本醸造酒以外のお酒」のことで精米歩合や副原料の割合にくくりのないお酒が当てはまります。日本酒の名称はやたら細かく簡単に言ってしまうのはとにかく困難なので日本酒関連の書籍とかWikipediaで調べるほうが良いかも。なぜ副材料のくくりのない方が「普通」なのかというのは気になりますが、純米酒がレアものだった時代の名残みたいなものでしょう。

 

日本酒 - Wikipedia

  

 いわゆる日本酒好きの中には、アルコールや副原料が添加されていることから普通酒を敬遠している人も一定数います。米と水だけで作った日本酒こそが真の日本酒で他は邪道のまがい物なんていう意見もあるのですがアルコールが添加されていようがこの夢心みたいな美味しいお酒もあるんだから、純粋さにこだわりすぎるのも個人的にはもったいないことのような気がします。

 

 それはともかく、飲み飽きない良いお酒でした。阪急の催し物は火曜日までやってるから、もう一本ぐらい買っておこうかな。

 

 

夢心酒造 夢心 金印 720ml

夢心酒造 夢心 金印 720ml

 

 

阪急蔵元まつりに迷い込む

 会社帰りに軽く夕食をとり、まっすぐ帰ってもやることもないので梅田をふらふら歩いていました。気の向くままに適当に進んでいるうちに阪急百貨店の9階へ。するとなんだか楽しそうな催しをやっているじゃないですか。昨日から『旅するSAKE』&第五回『阪急蔵元まつり』が開催されていたようです。うかつにも見落としていたのが気まぐれで立ち寄ったおかげで知れたのはラッキーでした。

 

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 ワインやビールも売られていたのですが、会場の雰囲気や『蔵元まつり』のイベント名からも判るようにメインは日本酒。IWC(インターナショナルワインチャレンジ)で高評価を得た酒蔵のお酒が販売されているとのこと。

 なんでワインの品評会で日本酒なんだ。と思ったらSAKE部門があるのでした。

 

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 もちろん試飲も可能でした。あっちで一口こっちで一口と味見をしながら会場をひとまわり。ふらっと立ち寄ったのも何かの縁、ここはひとつ家飲み用の日本酒を買って帰ろうと思いさらにうろうろ物色します。そういえば、日本酒に詳しい方のブログを読者登録していたな・・・。

 

sakearchive.hatenablog.jp

o3.hatenablog.jp

 

 読ませていただいているのはこちらの2ブログですね。読んでいて気になったお酒を頭に入れていたつもりだったのですが、試飲で少しいい気分になっている頭では思い出せません。はて、何だったかな・・・。

 スマホを持ってるんだからその場で見ればいいのにほろ酔い頭はそれすら思いつかず、覚えの悪さだけでなく機転の利かなさもさせていることに気づかないまま「あー、物覚えの悪い頭はかなわんなー」とぼやきながら購入銘柄を絞っていきます。

 

 個人的な好みとしては、すっきり爽やかなタイプよりしっかりした味わいの日本酒が好きなのですが、同系統のものばかり飲んでても面白くない。少しタイプの違うのも買ってみることにしました。結局、しばらく迷って買ったのはこちらの二本。

 

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 夢心 普通酒と飛良泉 山廃純米〇飛No15です。2本で二千数百円。

 お味についてはまた後日。

 

 

【お酒】アンゴスチュラ・ビターズをストレートで飲む

 本日の晩酌はこちら。

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 アンゴスチュラ・ビターズです。

 カクテルが好きな方にはお馴染みの苦みを添えるために使う薬草酒です。使うカクテルはそんなになさそうで意外とあって有名どころだとマンハッタン、オールドファッション、そのままズバリのジンアンドビターズというのもありますね。

 写真でお分かりいただけると思いますが、100mlの小さなボトルに入っています。注ぎ口もこのとおり一滴ずつ振りかけるようなつくりになっていて、グラスにトクトク注ぐということができません。カクテルを作るときにひと振りするような使い方がメインになるのでこっちのほうが使い勝手がいいんでしょう。

 

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 自宅でオールドファッションを飲みたくなって衝動買いしたものの正直言ってBar御用達のようなお酒で、家飲みだとわずか100mlが中々減ってくれません。毎日オールドファッションを作っていればいいのかもしれませんが、何杯か作ってみて「これならたまにBarで飲んだ方がマシやな・・・」と白旗をあげてしまいました(^_^;)

 

 いつまでたってもなくならないなら、いっちょ生のままで飲んでみようということで、グラスに注・・・げないのでペチペチ振ってグラスに溜めていきます。

  

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 先日のフェルネット・ブランカとよく似た色だけど香りはモンダミンどころか液体胃薬そのまんま。もともと健胃薬として考案されたというだけあります。

 

 グラスにそこそこ溜まったところでグビリと飲んでみると・・・。

 やっぱり胃薬です。液体タイプというよりも粉末タイプの太〇胃散のような濃厚なスパイスの後味というか喉ごしというか。胸やけや胃もたれには効きそうですが寝る前に飲んでリラックスするというタイプの味ではないですな(^_^;)

 

 健胃効果はそれなりにありそうですが、度数44.7度といっぱしのお酒でもあり100mlで1,000円ちょっとするので胃薬としてのコスパは悪いかと。胃を気にするなら〇田胃散を買いましょう。

 

 自宅で使うならジンを飲むときにちょっと振ってあげるのがおすすめで、ストレートからソーダ割りまで相性抜群で美味しくいただけます。度数の高くて保存がきくのでジンを愛飲する方は一本あると楽しめるかもしれません。

 

 

 

アンゴスチュラ ビターズ 100ml

アンゴスチュラ ビターズ 100ml