苦手でしょうがなかった給食メニュー3つ
今週のお題「給食」
はっきり言って給食には良い思い出がない。
給食が出ていた小学校のころはとにかく食べるのが遅く、時間内に食べきれなくても残すなんてもってのほか、全部食べるまで食器を下げることは許してもらえなかったから昼休みまでかかったり、ひどいときは掃除の時間を超えて放課後に一人モソモソ食べ続けるなんてこともあった。
もちろん、好きなオカズはさっさと平らげることができたからメニューによってはみんなと一緒に昼ご飯を終えることができたんだけれど、その好きなものというのが鯨カツにサバ味噌煮に揚げギョーザと副菜ばかりだったりする。そして苦手なオカズはたいてい主菜にあたるものでそれ相応の量が盛られるから結局食べるのに苦労することが多くなる。
やっぱりご同様の方もいらっしゃるようだ。先生ににらまれながら放課後に一人冷めた給食を食べるあのつらさ。そして自分も今は早食いになっているから引用させていただいた記事には共感することばかりです。
しかし、今思えば何がそんなにダメだったのだろう?と悩むまでもなく、当時苦手だった食品は今でも苦手なんです。特に食べるのに難儀した給食が3つ、せっかくなのでランキングっぽく書いてみる。
3位:豆ごはん
いきなりオカズじゃなくてごはん。
何が駄目ってグリンピースが駄目だった。噛んだ時のくたびれた皮のビニールみたいな食感に、追い打ちをかける豆の青臭さ。給食のときのグリンピースが受け付けなさ過ぎてこの年になっても苦手な食べ物の一つだったりする。ところが親や親戚は豆ごはんがすきなので、たまに親戚の家で食事を呼ばれたりすると豆ごはんが出てくることがある。そんな時は豆をよけるか、ひとり昨夜の残りの冷やゴハンを食べることになる。いい年してグリンピースには申し訳ないような気もする。豆ごめん。
2位:カレーライス
またごはん。カレーライスなんて子供が好きな給食筆頭のはずだけど駄目だった。
理由はやっぱりグリンピース。カレーに紛れ込んでても青臭さは隠せない。それどころか余計に違和感が際立ち食べられなかった。加えて、ざく切りの玉ねぎが入っていてこれも食べるのが辛かった。玉ねぎそのものは嫌いじゃないけれど、カレーに入ってると不思議と受け付けなかった。中途半端にシャリシャリした食感が駄目だったんだろう。
1位:胡麻和え
グリンピースともう一つ、さやいんげんもなかなか克服できなかった食材だ。小学校の時分は三度豆の名前でおなじみだったけど何度も苦労させられた。ダメな理由はまたしても食感と青臭さで、かみしめた時のキュッと擦れるような感じとそのあと広がる青臭い汁気、さらに噛んでいると残る繊維っぽさと最初から最後まで受け付けなかった。
で、この胡麻和えとはどんなのかというとさやいんげんのぶつ切り…二等分ぐらい!…と数種類の野菜をすりごまであえたオカズで、よせばいいのに薄味のあんがかかっている。どぎつい味のあんだったらまだごまかせたのに、なまじ薄味なものだから三度豆の風味をダイレクトに伝えてくれる。さらにあんの効果で豆の青臭い感じが口中に広がり、本っ当に受け付けない味だった。今も書きながら嫌な味を思い出してしまう。
まとめ
こんな風にワースト3を振り返ってみると、とにかく食感と青臭さが駄目な子供だったことに気がついた。そして、苦手に思っていた原因のほとんどは2つの食材によるものだったようだ。たったそれだけで「給食」すべてに良い思い出が残っていない。苦手意識というのは恐ろしい。
ここから先は余談。
あんまりしょっちゅうグリンピースが出てきて、噛むのが嫌なあまりにしまいには牛乳で飲み下すようになった。錠剤を呑むのと同じ要領で1個~3個を少しの牛乳でクイッと飲む。牛乳一本で最高17個のグリンピースを片付けられるようになり、おかげで薬を飲むのが上手な子供になったけど給食を食べるスピードはさほど変わらなかった。
・・・と、ここまで書いて投稿する前にこのお題で書かれたブログを見ていると恐ろしいものを発見。
グリンピースのゼリー!絶対食べられない。。。