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かのやまさんのblog

お酒とかカメさんとか雑記とか

初めての通帳○○

 初めて自分の通帳を持ったのは中学校のころで、近所の信用金庫の口座だった。

 

 貰っていたお小遣いは月三千円ほどで財布の中に入ったままいつの間にか消えていくし、アルバイトだってやっていないからお金が振り込まれてくる見込みもない。だから口座を持つ必要性はどこにもなかったんだけどただ単にキャッシュカードが欲しいという程度の理由で両親に頼んで作ってもらったような記憶がある。両親も息子に金銭感覚を養わせる良い機会と思ったのかすんなりと了解してくれたけれど、本当にカードと通帳が欲しいだけで高校を卒業するまでろくに使わないことになるとは思わなかっただろう。口座の残高は長らく100円のままで、小遣いは相変わらず財布の中と店の間しか移動することはない日々が続いていた。

 

 高校を卒業して小遣いの額も増え、お年玉も自分で管理するようになり、アルバイトも多少はするようになり、遊んで臨時収入をゲットしたり逆に支出がかさむ羽目になったりで財布の中には一万円札がちらほら出入りするようになってくるとさすがに口座に現金を預けたり引き出したりする機会が増えてきた。現金を入金したりおろしたりすると通帳に履歴が記入されるだけで何となく自分の収入を管理しているような気分になる。適当な性分だったから残高が増え続けることはなかったし管理なんてしていなかったけれどそれでも5万とか10万とかキリのいい金額になるとしばらくは節制しておこうという気にもなった。いずれは定期預金も積み立てて、通帳をさらに活用してやろうなんていう計画も考えていたのである。

 

 そんなふうに控えめながらそこそこ大事に通帳を使っていたのだけれど、社会人になるとだんだん扱いも適当になってくる。入金するときにはいつも通帳を使っていたのが使わなくなり、給料日のときだけ通帳記入を兼ねて持っていっていたのも数か月おきになっていた。とうとう今年は先週まで通帳の出番はなく、それも何となく記入しておこうかという大ざっぱな理由だった。

 

 で、あんまりなおざりな扱いをしすぎたせいか、今年唯一持ち出したその時に通帳をなくしてしまった。気づいたのも何日かたってからという念の入ったなおざりぶりだ。大慌てで銀行に電話をし、紛失連絡と再発行の手続きを行う。なくした通帳は停止してもらい新たに発行してもらうことになった。手数料1,080円かかったけれどこれは完全に自己責任だからしょうがない。再発行について調べると銀行に出向いて窓口で手続きをしなければいけないとあり、職場近くにその銀行の支店はないから果たしていつ出向けるかと気をもんでいたけれど幸い電話だけで再発行してもらえることができた。

 

 郵便書留で新しい通帳が届いたのは昨日の朝。初めてだったから再発行はバタバタしてしまったけど二回目からは大丈夫?いやいや、複数回やってしまうと困る。とりあえずまだ外に持ち出しておらず通帳ケースを買おうか現在検討中だ。

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