かのやまさんのblog

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出鱈目だけど怖い夢

 夢の話、とグーグルに入力すると一番上に“夢の話 つまらない”という検索候補が出てくる。つまらないのも当然でほとんどの場合は脈絡も落ちもないような内容ばっかりなんだからつらつら説明されても他人からすると「だからどうした」としか答えようがない。夜中に嫌な夢を見て目が覚めた直後はやたらと恐怖感があり心臓がバクバク鳴っていたりする。だからよっぽどものすごい夢だったんだろうと思ってしまうけれど改めて思い出してみると、目が覚めたあたりに見ていた夢は確かに恐ろしいものだったけれど、そこまでのストーリーが出鱈目だからその瞬間の強烈さもぼやけてしまいそんなに怖くないどころか馬鹿々々しくなることも多い。

 

 それでも、夜中に二回嫌な夢で目が覚めるような目に合うとさすがに夢の話をどこかに記録しておこうという気になる。というわけで何となく覚えてるところだけの夢の話。

 

 まず見たのが、扉の陰から見たこともない女の子がすっと顔を出し寄ってくるというもの。女の子は長い髪をツインテールにしているのは判るけど顔はまるで見えない。でものっぺらぼうではなくて顔があることは把握しているのである。クローゼットか隣の部屋か、引き戸を開けてしゅるっとこっちに近づいてくる。不思議なことにこれが何度もリフレインされる。5回目か6回目で目が覚めた。多分夜中の3時ごろだったと思う。

 今度は職場らしいところでパソコンを眺めている。すると「山火事になっているのに避難しているとはどういうことだ」というようなクレームのメールが来る。外を見ると確かに煙が立ち込めているし火の粉も舞っている。ああ、火事だなと思っているけれどどう対処するか判断できずに固まっている。そうしているうちに似たようなクレームがまた届く。どうしようどうしようとただ画面を眺めているところで目が覚める。

 

 書き出してみるとやっぱりよくわからないけど、後から見たほうは仕事がらみで悩みを抱えているようで何とも心苦しくなる。まさか来週仕事でやらかす予兆じゃなかろうな。