かのやまさんのblog

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居眠りのつもり

 熟睡するでもなくうとうとしているときというのは何ともいえず気持ち良い。

 

 職場の昼休み中は横になれず、椅子に座ったまま腕を組んでうつむき気味のかっこうになるわけだけれど、目をつぶってゆっくり深呼吸しているうちにだんだんと周りの物音が遠くなってくる。ここで目を開けたりせずにそのままでいると、今度は頭がさえてきて脳の片隅に留まっていた思い付きだとか昔の会話だとかが次々湧いて出てくる…ような気配になってくるが、ほんとのところはこの時点で半分眠っていて夢うつつになっているだけなので湧いてきたものもすぐにどこかへ消えてしまう。

 この状態を数分間キープ。すると、「今俺は会社の椅子に座って昼寝してるな」と認識していながら意識が一瞬引っ張られることを繰り返すような感じになり、昼休みが終わるか邪魔が入るかするまでこれが続く。

 ものすごく寝覚めの悪い時があるから正しい昼寝ができてるのかは疑問だけれど、このうとうと状態に入っている間は独特の気持ちよさがあるからまあOKとしている。

 ここまで書いて、なんだか瞑想の手順に重なっているような気もしないこともない。だけど、煩悩がなくなったりエネルギーに満ちたりという経験はしていないからまるっきり別物で、しょせん居眠りなんだろう。

 

 こんな風に、昼間は座り寝のせいで独特な寝入り方になっているが家に帰って食後に横になったときなんかは意識のキープも何もあったもんじゃなく、寝入るときは一息にシャットダウン。パソコンがスリープするのとほとんど一緒だ。

 一時間ぐらいでうまく目が覚めたらまだ幸せだけど、ぐっすり三、四時間眠ろうものなら日付は変わりかけ、風呂は入ってない、夜更かし確定、つまり次の日も寝不足確定!と残念なことばっかりになる。

 

 で、まさに今、その「食後横になって三、四時間寝て目が覚めた」状態なので、明日も寝不足気味で仕事することになりそうなのでした。