かのやまさんのblog

お酒とかカメさんとか雑記とか

お゛はよ゛う゛ござい゛ま゛す

 月曜日に声が枯れ、火曜日に喉が腫れ、水曜日は咳をすると口の中がほんのり鉄っぽく感じるまでになった。鉄っぽいということはどこかで出血しているということであり、気管や食道がいくらか傷ついているのだろうと見当をつける。引継ぎ並びに挨拶をすませて帰宅し、食事も日記もほどほどにしてさっさと寝てしまう。

 

 あっという間に木曜日の朝になり、相変わらず喉はガラガラだが他に症状は無い。熱でも出れば理由をつけて養生できるのだけど、声が枯れてるだけでは休みもとりにくい。しかも新たな職場での仕事始めだ。のど飴とトローチをコンビニで補給し手出社する。新天地の第一声はハスキーボイスの挨拶になってしまった。以前面識のあった人からは「声が一気におじさんになった」と評される。

 もともと地声が高いほうなので録音した自分の声を聴く羽目になったときには毎度毎度残念な気分になっていた。もしかすると今の低い声の方が渋くて良い声なんじゃないかと不思議なことを考え、昼休みに自分の声を留守電に入れて聴いてみるという真似をしてみたのだがガラガラ声はあくまでガラガラ声で聴き良いなんてことはまるでなかった。こんなアホな発想に到ってしまうのは、やっぱり体調が悪いんだろう。