かのやまさんのblog

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流れにまかせる?

 いつもどおりの時間に起床しいつもどおりに出社。当然のように今日のお勤めもいつもどおりとなるはずが、どうも片っ端からチグハグしてしまう。

 

 手始めに、朝イチで受領した荷物と伝票が合わずひと悶着。照合させたと思ったら着払いの荷物が届く。これがまた立替払い用に置いていた現金よりギリギリ多めの金額だったので立替の立替をする羽目になる。今日の午前中に予定していたミーティングが流れ、スケジュールを変更したら急な用件が入ってまた流れ、次のスケジュールもまた流れ。3度目でようやく確定。普段はこんなこと無いのにどういうことだ。しまいには前日書いた友人のLINEから「大遅刻してしもた」というメッセージが昼前に届くしまつ(個人的には何ら影響はないけれども)、まるで厄日だけれどカレンダーには大安と書いている。自分の運勢と暦はどうやら関連は無いようだ。

 今まではうまくいかないときはあまり動かずじっとしてやり過ごすに限る、という選択肢をとるタイプだったので今日の仕事は控えめにしておこうと考え少しリラックスしてみたのだが、そのとき厄介なことに気づいてしまった。おとなしくしているというこの選択もまた悪手ではないかな?さあ困った。いつもどおりにやるべきか活動を控えるべきか。どっちを選んでも悪い結果を招きそうな気がする。何かをすればミスをして何もしなければ業務に差支えがでてしまうのではないか。マージャンで手持ちが全て危険牌に見えるあの心理状態だ。

 延々とウジウジしていてもしょうがなく、ノートに落書きしながら少し考える。何もしなければ手落ちはないけど進捗は無い。少し先とは言え締め切りのある仕事もやっているわけだから後々しんどくなるかもしれない。一方、何がしか進めておけばミスが発覚するかもしれないけれど少しながらでも進展はある。そのミスも段取りが悪いとか承認の取得が何日か遅れるとかというぐらいのこと(良くも悪くも大きな金額が動く仕事でない)ならフォローも効くだろう・・・。というわけでスムーズに仕事が進まないことは気にせず、やるべきことをやっていくことにした。

 すると不思議というか当然というか、帰るころにはほぼいつものペースを取り戻せていた。動いていればなんとかなるものだ。今まではずいぶんもったいないことをしていたな、と思ったかというと案外そうでもなく今までも結果オーライでやれていたから後悔するには及ばない、と思うのだった。

 だけれど、調子が悪くてもダレずにいても上手くいくということに改めて気づかされた一日だった。いい歳になって今更かもしれないのだが、これはこれで良いことだ。