天下の台所の台所

大阪在住なら割とおなじみの黒門市場をぶらつく。

大阪の台所ということで昔は正真正銘の市場だったのが5年ほど前から食べ歩きができるようになって休日は観光客でいっぱいになっている。もちろん今日も大繁盛。

アーケードの所々に陣取っているでっかい魚介類のモニュメントが目を引く。

2001年から大阪に住んでいるのだけれど、恥ずかしながらこれに気づいたのは今日がはじめてだ。と思ったら設置されたのが2008年からなのではじめて見るのも当たり前だった。引っ越してきた当初は日本橋に遊びに行くついでに寄ったりしていたのだけどここのところ丸っきりのご無沙汰だったからしょうがない。

大阪＝たこ焼き＝たこ。このイメージがモニュメントを作るにあたって頭にあったのだろうか。

たこ以外にもクエ・タイ・マグロ・イセエビ・カニ・フグがいらっしゃる。市場のモニュメントとして7種類の候補を挙げるならたこは見栄えもするから有力候補になるだろうからたこ焼きとの関係は断言はしづらい。

店先で貝や肉や魚を焼いていて、どれも美味しそう。

食べ歩きに来たので、まずは蒸しガキ3個500円をいただく。お酒が欲しくなるけどさすがに昼っぱらから飲むこともできず。

冬場ならこれがいつでも食べられるのはうれしい。

焼き物以外にも、2000円ぐらいの鉄火丼を出すマグロ専門店があって外国から来た観光客が並んでいた。残念ながら躊躇してしまい別の店で580円の鉄火丼を食べたが充分美味しいマグロだった。でもいつかは2000円のマグロも食べてやろうと思う。

そのあと、ホルモン焼きを食べ、喫茶店でホットケーキセットを食べ(市場と関係ない)満足して帰宅となった。

探せば近場でも楽しめるところは多い。休日の過ごし方はいつも同じようなパターンになってしまうけれど、もっと好奇心を持って出歩くようにしないといけないなとしみじみ思う。