かのやまさんのblog

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“手帳 使い道”

モレスキンの手帳はデザインも良く表紙も頑丈でゴムバンドで閉じることもできる、持ち歩きも含めて普段使いにはとても良い手帳だけど使ったことがない。理由は単純でお値段も結構よいから。

自宅で日記を書くのなら1000円以内でA5サイズのちょっとしたノートが買えるし、とにかく書きなぐるのなら近所で売っている定番品のノートで事足りる。

持ち歩き用のノートとしては7年前からトラベラーズノートを使っている。革のカバーはしっかりしているし中のリフィルは差し替えと2冊さしができるのでスケジュールとメモ書きの両方に役立っている。カバーの値段はモレスキンより高いのだけど、導入にあたって懸念にはならなかった。ラッキーなことに頂き物なのだ。

メインの使い道がスケジュール帳なので、ちょっとした用事やミーティングのスケジュールを書きこんでいるのだけども2年ほど使っているうちに物足りなくなってきた。これぐらいなら手帳を使わなくてもやっていけるんじゃないか…仕事に追われない程度の立場だったこともあるのだけれど。

スケジュール以外にも手帳を使い倒すことができたら満足できるのかもしれない。そう考えて、持ってもいないモレスキンの本を買うことにしたのだった。外身は違っても手帳は手帳、使い方の参考になるだろう。

モレスキン 人生を入れる61の使い方モレスキン 人生を入れる61の使い方
(2011/09/09)
堀 正岳、中牟田 洋子 他

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結論からいうと、あんまり参考にならなかった。

載っている使われ方は多種多様で良いアイデアもあったのだけど、結局は他人の使い方だった。

丸々同じような使い方、例えばフリーペーパーの切抜きや旅先のチケットを貼り付けたりアイデアを広げていくためにイラストを交えたリストをがしがし書き込んでみたりとかを続けたとしても使い倒せているとは思えない。

あくまで手帳の使い方の見本であって、あたりまえのことだけど自分に合う使い方は自分で使って見つけないといけないのだった。食べ物や本の好みと同じだ。

そういったわけで通し読みだけして放っていたのだけど、年末休みのときに何となく眺めていたら「書き出していなければ、それは考えではない」という一文が飛び込んできた。

前に読んだ時は全く気にも留めなかったのがすごく腑に落ちた。

この一件がきっかけでブログを書き出したわけではないけど、この記事も読んだときのメモ書きを元に書いているので確かに書き出しておいたほうが後々役に立つなと少し納得している。