かのやまさんのblog

お酒とかカメさんとか雑記とか

5月の覚書き その2

5月▽日
お世話になっていたお店が閉店することになり、ご挨拶にうかがう。寄せ書きも少し書かせていただいたのだけど、
ペンを持つなり緊張して汗がじわじわ。乱れた字でどうにか隅の方に書いたもののどうにも不自然な見栄えになってしまった。
昔から人見知りだったのがそろそろ不安症になっている。
結婚式で謝辞を述べるようなことになったら卒倒するかもしれない。予定はないけど。

5月●日
前日の緊張が尾を引いて、、、かどうかはしらないが少し胃もたれ。仕事が平和だったので余計に気になる。


5月□日
胃もたれがまだ続き、背中も少し痛む。
一日気になって仕方なく、暇さえあれば腹を押したり揉んだりしていると余計に痛くなってしまった。
もともと腰痛持ちで前の日にちょっと中腰になったり姿勢を悪くしていたら背中が痛くなることはよくあるはずなのに
内臓が弱ってると思い込んでしまっていたのはやっぱりどうかしていたらしい。

5月・日
何年か前に飲んでいたムコスタエチゾラムが残っていたのを見つけ、朝昼晩と飲んでみる。
そのおかげか、胃の調子も気分も落ち着いてきた。

5月▲日
今日も一日三回薬を服用。体調は良くなってきた替わりに眠くてしょうがない。
そういえばエチゾラム睡眠導入剤にもなってたな。昼休みにウトウト、帰りの電車でウトウト、夕食後はウトウトどころか
熟睡し、0時ごろに目が覚めて慌てて風呂に入る。これはまた眠れないと思っていたらあっという間に寝入ってしまった。
薬がよく効いていたようだ。

暑いと寝相が悪くなるのは同じ

 連休明け二日続けて雨が降る。気温も上がり大阪もすでに初夏のような暑さになってきた。カメさんも季節の変化を感じ取ったらしくいつとも違う寝姿だった。

 

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 いつもは頭からきれいに車庫入れしているくせに入口あたりで真横になっていた。奥の方がよほど蒸し暑かったのか、天気の良くなかった九日・十日・十一日の三日間はかたくなに横向きで収まっていた。甲羅のサイズがシェルターの幅とギリギリ同じぐらいだからその格好だとくつろげないと思うのだけど本人は気にならないらしい。

 

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 十二日になると、ついにシェルターにも入らずケージの真ん中で眠っていた。どこで寝ようとカメさんの勝手だけど普段シェルターかライトの下でしか寝ていないのがこんな微妙な場所でぐったりしていると一瞬何かあったのかと思ってしまう。

 

 これってカメを飼ってるとありがちなことかな?と思うけどどんなもんでしょうか。

 

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5月の覚書き 第一弾

5月○日
連休の中休みならぬ中働き。こんな日はやることもないだろうと思っていたらまったくの大甘で、連休の間にストックされていた荷物や伝票を一斉に処理することになった。そのうえ休んでいる社員さんも多いのでメールをしても返事が来ないこともある。まあ、お互い想定内だろうけど。帰り道、プレミアムモルツフェスティバルというイベントをやっていたのでもちろん参加。プレモルの樽生やイベント限定醸造のビールをワンカップ200円~300円で飲める。調子に乗って全種制覇したが、退社直後ですきっ腹だったから目一杯酔ってしまい帰宅して即就寝。

 

5月△日
夜中に一度目が覚め、明け方までぼんやりして二度寝。連休も残り二日なのに何をやってるんだか。


5月◇日
ついにゴールデンウイーク最終日。週明けから通勤かばんをトートバッグに飼えるため、A4タテサイズのバッグインバッグを買う。入れてみるといい感じ。通勤カバンは軽い方が楽なんだけど、財布にケータイに手帳に本に…と詰めているうちにそこそこ重たくなる。新社会人のときはポシェットみたいなカバンで足りていたのにずいぶん増えたもんだ。給料はカバンの重さほど増えてないけど。

 

5月×日
○日に殺到したデスクワークを実はほとんど片づけていなかった。というわけでデータ入力と物流処理にとりかかる。丸一日せっせとパソコンを使っていたため帰るころには目の奥が凝りに凝る。デスクワークを黙々とするのは嫌いじゃないけどいくら適性があっても限度があるぞ。

 

5月◎日
いつもの職場以外のヘルプに入ることがたまにあるのだけれど、久々に要請が入る。デスクワークやら軽作業やら。朝から雨が降りひんやりしているせいか汗もかかずにトイレにばかり立っていたけれど、帰宅すると蒸し暑くて肌がベタベタする。この違いは何なんだ。空調か?

カメさん診察の話

 

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 好天続きだったゴールデンウイークのある日、カメさんを歩かせるためベランダに放す。元気そうに練り歩くカメさんをながめて飼い主もご機嫌、だったのですが……。

  

 小便をしたから何気なくティッシュで拭くと、いつもと違ってずいぶん色が濃い

 普通だったらほとんど透明なのをじゃじゃもれに漏らすか、鳥のフンのような白い尿酸が混じってるぐらいなのに煮詰めたような色だし量も少ない。

 

 ……これってもしかして血尿??何か病気してるのか?食欲もあって元気なのに?

 カメに限らずペットの病気は気づいたころには結構重くなっていることもあって、少し元気がないと思った翌日には食べるのもままならないところまで落ち込んだりする。家族や知り合いが飼っていたペットがそんなふうに衰弱したのも見聞きしているから、泌尿器疾患の兆しらしいのが出てこられたりするとやたらと心配でしょうがない。

 

 二三日ようすを見る気にもなれず、その日のうちにカメさんを動物病院に連れていくことにした。何年か前にも食欲が落ちたことがあって、その時に詳しく診てもらった病院だ。

 

www.horie-amc.jp

 

 エキゾチックアニマルも診察してくれるので、待合室にはワンちゃん猫ちゃんだけでなく鳥ちゃんハムちゃんハリネズミちゃんもいたりする。ペットが退院するからと言って台車にケージを乗せて出ていくから何かと思って覗いてみると、大きなレオパが入っていた。 

 

 30分ほど待って順番が来る。人間が病気になった時と同じように症状を伝えて視診と触診を行い、レントゲンも取る。うちのカメさんは臆病者で、前回診察してもらったときは目一杯首も手足も引っ込めただけじゃなくお漏らしまでやらかしていたけれど、今回もレントゲン台の上で漏らすという失態を演じていた。

 

 肝心の結果は…。水分不足気味かもしれないけど特に目立った異常なし。レントゲンを見せてもらったけれど肺炎もなければ結石や卵つまりもなし。血液検査まではしていないから万全ではないかもしれないけれど、見た目や食欲から判断すると大丈夫らしい。よかったよかった。とりあえず水分を多めに補給させつつ様子見ということになった。

 

 さっそく翌日からキュウリも入れて水分補給。その後食欲は変わりなく、濃い小便が出ることはないから改善できているようだ。ついでに臆病なのも改善してくれたらうれしいんだけど。

 

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【読書メモ】言ってはいけない 残酷すぎる真実

 連休前の書店に平積みになっていたこちらの本、ずいぶんな煽りようで帯には『この本の内容を気安く口外しないでください』とまで書いてある。新潮社から気安く出版できているんだからそこまでえげつない内容ではないだろうけど、気になって購入することに。

 

 タイトル買いしておいて何だけど、個人で書き散らしているブログだろうと多人数で作り上げている新聞・雑誌だろうと、“真実”をこれ見よがしに標榜されるとどうも胡散臭く感じてしまう。“真実”の前に「〇〇が伝えない」とか「不都合な」とか「隠された」とか枕詞があると(だいたい付いてくるけど)読むときにはたいてい疑ってかかることになるわけだけど、本書はどんな感じかな?

 

 ・・・一言でいうと「身もふたもない話」で、例えば見た目の良しあしで生涯収入に格差ができることや知能や精神疾患だけでなく犯罪を犯す可能性まで遺伝による影響が大きいことといった、誰もが「そうじゃないか」とうっすら考えていることを、データをもとに証明している。行動遺伝学というれっきとした学問で、巻末には参考文献も並んでおり裏付けもされているようだ。

 

 だからといってただ単に突き放しているだけでもなく、あとがきではこんな風に書いている。

 

人類は幾多の悲惨な経験を通して、それを平和と繁栄に何とか役立ててきたのだ。だとしたら、未来をそんなに悲観することはない。 

  

 「残酷な真実」があったとしても、人間の理性によっていくらかはカバーはできる。どうにもならないものはしょうがないと投げてしまうわけにはいかないんだろう。

 

言ってはいけない 残酷すぎる真実 (新潮新書)

言ってはいけない 残酷すぎる真実 (新潮新書)

 

 

 

 最後に、身もふたもない話をひとつ。

 全編通してキャッチーな書き方がされているから内容そのものは頭に入りやすいけど、さわりの部分が記載されているだけの印象がぬぐえなかった。紹介されている参考文献も読んでおかないと、気安く話すことはできないような気がする。